
ベルガマはイズミール県に位置し、イズミールの中心部より約2時間ほどの場所に位置しています。ここはアレクサンダー大王の死後、小アジアの中心都市として中東でも有数の都市として機能していました。ベルガマの見所は2つ。古代総合医療センターとして有名だったアスクレピオンと、ギリシア遺跡でかつての中心地・アクロポリス。そのほかにレッド・バジリカや考古学博物館などがあります。


紀元前4世紀ごろから約800年にわたり医療センターとして使われていた場所で、ガレノス医師がいたことで有名な場所。特にパムッカレのヒエラポリスで重病として判断された患者が収容されたとか。一説には精神病患者が多かったという話もあります。

遺跡には聖なる道という催眠療法に使われた場所や、聖なる泉、劇場、診療所として使われた場所などを観光することができます。また、医学の神様のシンボルとしても使われる蛇のレリーフのある小さな円柱が残っています。

ベルガマの丘の上に位置するアクロポリスはヘレニズムの建築様式を取り入れたギリシア遺跡で、上市・中市・下市にわかれていました。主な見所は上市に集まっています。大理石の円柱が残っているトラヤヌス神殿跡に目をみはった後は、山の斜面につくられた大劇場へ。大劇場はギリシア様式で自然の斜面を利用してつくられており、上部からみるとかなりみごたえがあります。

ベルガマはかつて羊皮紙で知られた町で、世界でも有数の図書館がありました。アントニウスがクレオパトラに贈り物としてこの図書館を贈ったことで知られています。またこの遺跡でもっとも知られているのがゼウスの大神殿。19世紀にドイツの発掘グル=-ぷによってごっそりベルリンに持っていかれてしまったので、現在はその場所に神殿をおもわせるものは何も残っていません。