パムッカレはデニズリ県の中心から約20キロほど離れた場所にあり、ユネスコの世界遺産として認定されている石灰棚で有名。パムッカレは紀元前2世紀から温泉で有名であり、トルコ語で‘絹の城’という意味を持っています。

パムッカレの名を有名にしているこの石灰棚の白い特徴的な姿はかなり遠くからでも目にすることができます。この地を流れる温泉水にはミネラルやカルシウム、炭酸水素塩が多く含まれており、これらが水中の酸素と結合、凝結した結果、現在見られるような段々畑上の石灰棚が形成されています。現在、石灰棚を保護するために立ち入りは制限されていますが、温泉水が流れる一部の場所は開放されており、素足で歩くことができます。足場がわるいのでゆっくりとバランスを取りながら歩く必要があります。
石灰棚の上にはテラスがあり、夕方の夕日が石灰棚を赤く染める時間の石灰棚は特に美しく見ごたえがあります。

また石灰棚のそばにはパムッカレ・テルマルがあります。このプールにはローマ時代からの柱が残っており、歴史を感じながらプールに入ることができます。

ギリシア語で‘聖なる町’という意味をもつパムッカレのヒエラポリスは古代ギリシア・ローマ時代の遺跡で、石灰棚のすぐ隣に位置しています。紀元前2世紀から温泉保養地としても有名であったこの都市には治療のために人々が訪問していたとか。その為、セメントを使用せずに巨大な岩の塊でできた大浴場が町の両端につくられていました。その他にも3つの連続したアーチが特徴的なドミティアン門、図書館、体育館、アゴラ、アポロ神殿跡バジリカなどが残っています。また町にはハドリアヌス帝の命によって紀元前2世紀につくられた、約15000人収容の円形劇場も残っています。また、ヘレニズムやビザンツなど、様々な様式の墓が並ぶネクロポリスが町の入り口にありました。この地方最大のもので、1000以上の墓が並んでいます。豪族の墓と思われるものは2階建てであったりと興味深いものも残されています。
